歌津商店&南三陸町 「歌津おらほプロジェクト」

~歌津の浜の方々が大切に育て水揚げした水産物を心をこめた加工品にかえて

美味しさと真心をお届けします~

 

 

私たちは南三陸町で支援活動を行う団体から派生した食品製造メーカーです。

現在の仮設事務所・東京工場を全て歌津に集約し、新工場を建設、

南三陸町発の商社を目指します

 

 

許認可 厚生労働省

惣菜製造業

菓子製造業

 

 

目的

 

 

自然の恵みに育まれた海の幸や山の幸を美味しく健康的に味わって頂けるよう、創意工夫をこらした水産加工品をご提供します。

 

歌津の魅力や食材を日本中・世界中に向けて発信します。

 

南三陸町産の安心安全食材と共に歌津の心意気をお届けします。

 

歌津で大量生産せず、こだわり食材を作り続けている浜の方々の思いを応援します。

 

主原料は南三陸町産を使用し、南三陸町の産業振興を図ります。

 

ボランティアではなくパートナー企業となることで、私たちの歌津への強い思いを現地の方々に伝え続け、これからも末永く共に歩んでいきます。

 

 

 

 

プロジェクトへの思い

 

私たちは東日本大震災後、主に南三陸町での瓦礫撤去活動、漁業支援活動などに従事して参りました。

その活動はあくまでも現地の方々のお役に立つ事を最大の目的とし、様々な活動を通して、有難い事に多くの方に感謝され、喜ばしい出会いがあり、とても充実した日々を送らせて頂きました。

しかし、3月11日から時が経つにつれ現地のニーズは刻一刻と変わり、2014年度内で南三陸町

ボランティアセンターは移転縮小となりました。

現在では町の人口流出、会社や店の廃業や工場移転によって経済的損害を被った為、

産業支援のニーズが急激に高まっている状況です。

そこで私たちは新しいニーズに応える為、産業支援活動に移行する事を決意し、南三陸町発の

食品メーカーを起業致しました。

南三陸町、とりわけ歌津地区には海の恵みに育まれた新鮮な水産物、そして大豆やお米など美味しい食べ物がたくさんあります。

 

その魅力ある食材は自然の恵みと生産者の方々の愛情に育まれた、心のこもった豊かなものばかりです。

私たちが推進する「歌津商店&南三陸町 「歌津おらほプロジェクト」は、南三陸産の食材のみを使用した美味しい水産加工品を歌津の方々の思いと共に日本中・世界中にお届けする、というプロジェクトです。

環境破壊や大気汚染などによって食品の栄養低下が叫ばれている昨今、歌津の新鮮で栄養価と旨みをたくさん含んだ海の幸、豊かな土地で育まれた山の幸、その全てが生命力に溢れ私たちの元気の源となってくれます。

 

今後はボランティアではなく真のパートナーとして南三陸町の魅力を東京や世界の皆様にPRし、

多くの方々に応援して頂ける事を目標としております。

東日本大震災、それはとても大きな出来事でした。

私が初めて復興のお手伝いさせて頂いたあの日、

「本当にきれいな海ですね」との私の一言に、

「ああ、あの日もいつものようにとってもきれいで穏やかな海だったんだよ」

と笑顔で話す漁師さんの笑顔を私は今でも忘れることが出来ません。

その言葉に、様々な思いと自らが苦難を乗り越えていくんだ、との強い意志の表れを垣間見た気がします。

だからこそ私たちはただ涙して立ちどまっている訳にはいきません。

今後も亡くなった方々の思いを胸に刻み、30年後の歌津の未来が輝かしいものになるよう、日々精進していく所存です。

そしてこれからも歌津の方々の心にに寄り添い、共に歩んでいきたいと思います。

少しでも私たちの信念と魂をご理解頂き、賛同頂けると幸いです。

 

 

2015年5

歌津商店&南三陸町

「歌津おらほプロジェクト」

発起人

古橋猛志

 

 

 

 

 

 

2015年5月18日


南三陸町歌津地区を訪問させて頂きました。

貴重なご縁の中で、大切な出会いをさせて頂いていると

改めて実感いたしました。



歌津字港地区を視察させて頂きました。

以前はわかめの一時処理場が並んでいましたが、

今はとても閑静な場所になっています。


港地区の番屋(漁師さんの作業小屋)です。

土地所有者の方がご厚意で土地を無償で提供して下さっているとの事です。

また、建物は全国からの寄付によって建てられているようで、その方々の名前が刻まれています。

こちらは温かさがたくさんつまって番屋のお話でした。

番屋前の道路予定地です。

この場所は近く拡張工事がなされるようです。

南三陸ではまだまだ舗装されていない道路が残されているので、少しでも便利になる事を願っています。